株式会社Liquid

大岩 良行

CTO

2014年入社

Yoshiyuki Ohiwa

Company Plofile

 世界中の全ての人が、あるがままの状態であらゆるサービスを簡単・安全に使えるために、認証の空気化をすることで、「滑らかな世界」をつくる。世の中の「個人最適」をつくりだすELEMENTSグループの主軸事業となる生体認証を中心に、金融機関をはじめとした様々な業界に向けてソリューションを展開。

─ 100%の正解がない世界で、ルールをつくる

自分であることが、自分を証明する手段になる。

そんな、本来であれば当たり前である社会をつくるために、免許証やパスポート、IDではなく、指1本で本人を証明する「指紋認証」を軸に事業を開始したLiquid。

2015年に国内での実証実験をスタート。同年、ハウステンボスにて世界初の生体認証決済サービス「Liquid Pay」の導入をきっかけに、インドネシア最大の財閥であるSalim group(サリムグループ)との合弁会社設立をはじめとした海外へも事業を展開してきた。

現在は約500万人のデータを保有し、認証システムの導入は国内でNo1のシェアを獲得。認証の手法も指紋を識別する「指紋認証」からオンライン上でのデバイスを通じた写真撮影による「顔認証」に変化を遂げているフェーズだ。

しかし、一言に「認証」といっても、世界の総人口(78億人/2021年)から「1人」を特定するための検証に対する100%の定義は存在しない。指紋認証であれば、78億人の指紋の全てが本当に完全に異なるユニークなのかを検証することは不可能であるからだ。人体と向き合っているからこそ、100%の正解は勿論、正解に導くルールも存在しないため、これまでの実績のなかで、限りなく正解に近い解を紐解き、同時にルールを作ってきた。

大岩はLiquidで働く上で「絶対のルールがないことは単純に難しい。でも、まさに『自分たちが新しいルールを作ること』を主体的に楽しめる人は間違いなくウチにフィットする」と語るように、正解のない世界だからこそ、新しいルール作りのチャレンジは続く。

─ シンプルな機械学習だけでは補えない、社会実装への道のり

2018年の法改正に伴い急激に加速するeKYC(オンライン認証)における、大岩の現在の取り組みが2点ある。

1点目は使用時における、ユーザーにとっての心地良さを追求すること。

顔認証はユーザーによるセルフでの撮影にて実施されるが、撮影時に些細な「ブレ」が発生すると、認証することが難しくなるケースがある。また、スマートフォンを使用することで、様々なライフシーンでの気軽な撮影が可能となった故に、車内や寝ながらの撮影を行うユーザーが増加し、あらゆる角度からの撮影に対応しきれないシーンが生まれてしまう。このようなケースに対して、写真認識の精度を上げつつ、撮影時のユーザーにとっての心地良さを追求し、ストレスなく本人確認が出来るための改善を実施している。

2点目は、ユーザー自身の顔ではない別の「顔」を撮影する、顔の偽造対策(偽造検知)の強化だ。

現在のeKYCは目視で不正を暴いているが、根本的な不正を防ぐために、偽造写真を判別するシステムも同時に構築している。

この2点に共通することは、認証の前段階にて必要となる、データの「取得」における取り組みであること。本当の意味での自動化には不正を事前に見破る必要があるのだ。認証のためのシンプルな機械学習だけを追うのではなく、そもそもの認証に必要なデータの「取得」の段階での解を解かないと、社会実装への距離は縮まらない。

だからこそ、Liquidは常に現実的な社会実装を念頭においた研究・開発を行い、決してプロダクトをつくること自体を目的としない。

ひとつひとつの積み重ねの先には、非対面の本人確認が「0秒」で認証出来る世界が必ずやってくる。

大岩の描く究極のイメージは『映画「マイノリティ・リポート」の世界観』だ。

誰もが主役となれる、「個人最適な世の中」を目指す

「最終的には認証をこの世界からなくすために、認証に立ち向かっている」

入社時から認証の世界を最前線で突き進む、大岩の想い。前提として、「認証」とは不正や偽装などの犯罪防止のために存在するものだ。

だが、「犯罪防止」のためだけの事業を行うと、全体最適な世の中に正しい人が合わせる形になってしまい、日々を正しく生きている人が、永遠に認証という面倒な行為をしなければいけなくなる。

だからこそ、今の「認証」に立ち向かい、個人のパーソナライズ化をいち早く実現したい。

パーソナライズ化、つまりは「個人最適な世の中」を目指す。

全体最適な世の中に自分が合わせるのではなく、誰もが自由に主体的な選択を行える人生を生きることが出来る世の中にしたい。アカウント開設の煩わしさが消えることで、新サービス利用のハードルは低くなる。
例えば、お店での買い物で便利なアドバイスを受けられるサービスがあっても、その場でアカウント開設のための個人情報入力を行うことは煩わしい。Liquidが目指すのは、そんな煩わしさをなくし、店頭のディスプレイに設置されたカメラで瞬時に本人認証が行われ、その場で個人に寄り添ったアドバイスを受けながら商品購入ができるような未来だ。
悪を減らすためだけでなく、そんな、正しい人の未来の生活のために、今日もELEMENTSグループの一員として、認証と向き合うのだ。

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